周斎さんを想う…………兵頭美代子 /1

本書を推薦します………志太 勤 /3

はじめに /5

第一章 生い立ち、生家韮山北条郷のこと 洋学史の残る石井修三の記録 /11
第二章 少年時代 /21
第三章 蘭方医学修行への道 /33
第四章 韮山代官所蘭書翻訳方 /49
第五章 品川御台場設計者として韮山代官所手代に任用される /57
第六章 中浜万次郎との交友関係 /61
第七章 江川坦庵公の臨終に立ち会う
坦庵公病に倒れ、安政二年(一八五五)一月十六日、逝去される /65
第八章 洋式造船ディアナ号からヘダ(KHEDA)号へ /69
第九章 近代兵器開発への貢献 /77
第十章 勝海舟と共に長崎留学へ /81
第十一章 海軍伝習の日々 /87
第十二章 江戸の江川塾(縄武館)「芝新銭座大小砲習練所の時代」 /95
第十三章 号令用語の翻訳 江川号令に関わる一小史 /99
第十四章 日本海軍の揺り籠の時代 軍艦繰練所の創設に参画する /113
第十五章 農兵節・官軍行進曲との関わり /119
第十六章 辞世の句 修三の急逝 /125
第十七章 石井修三(江川修三)の人となり /133

付録資料
1、略年譜 /142
2、解説(関連史実の解説は巻末に各一頁に付す) /146
@韮山塾・家臣塾 A日習堂と長州藩 B洋式船ヘダ号の建造
C長崎海軍伝習所 D芝新銭座大小砲習錬所 E軍艦繰練所(教授所)
3、主要参考資料・文献 /152
4、翻訳本資料(抄)
和蘭国製鉄論(現代語訳) /155
歩兵運動規範(現代語訳) /169

あとがき /210