復刻本【一覧】
書 名 | 編著者・監修者等 | ISBN | 定価(税別) |
駿河安蘇備 影印本 | 永田南渓/著 | 978-4-938138-70-7 | \7,429 |
静陵画談 復刻版 | 静岡民友新聞連載・石井楚江/著 | 978-4-938138-66-0 | \3,333 |
東海道人物志・賀筵雲集録 復刻版 | 大須賀鬼卵・田原茂齊/著 | 978-4-938131-65-3 | \3,333 |
和歌駿河草 復刻版 | 志貴昌澄/原著 飯塚伝太郎/編 | 978-4-938138-64-6 | \2,857 |
豆州志稿 復刻版 *品切れ | 秋山富南 原著 | 4-938138-48-4 |
|
南豆神祇誌 復刻版 | 足立鍬太郎/著 | 4-938138-39-5 |
|
南豆俚謡考 | 足立鍬太郎/編著 高橋廣明/校訂 | 4-938138-38-7 |
|
東海道名所図会 復刻版 | 秋里籬島/編著 | 4-938138-29-8 |
|
画集 文晁の東海道勝景 *品切れ | 谷文晁/絵 小林 忠/監修 平林 明/解説 | 4-938138-24-7 | |
駿河記 絵図集成 | 桑原藤泰/原著 宮本 勉/解説 | 4-938138-21-2 |
|
東街便覧図略 | 高力猿猴庵/絵図・文 児玉幸多/監修 宮本 勉/翻字・解説 | 4-938138-10-7 |
|
遠江怪奇物語 事実証談 *品切れ | 中村乗高/編著 宮本 勉/翻字・解説 | 4-938138-05-0 |
|
復刻 静岡県史跡名勝誌 | 足立鍬太郎・山崎常磐・飯岡左内/共編 | 4-938138-04-2 |
|
東海道五十三驛勝景 *品切れ | 歌川貞秀/画 宮本 勉/解説 | 4-938138-02-6 |
|
静岡県明治銅版画風景集 *品切れ | 若林淳之/解説 | 4-938138-01-8 |
●駿河安蘇備 影印本 永田南渓著 | |
![]() ![]() ![]() 〈本文頁より〉 |
寛永四年成立の未刊の駿河地誌を初めて出版 諸本の考証と自らの踏査による駿河名勝地誌 国立公文書館所蔵の『駿河安蘇備』の影印本 『駿河安蘇備』二巻二冊は、永田南渓可安により嘉永四年(一八五一)に編纂された駿河国の地誌で、国立公文書館所蔵本はその自筆稿本です。本書は現在まで未刊のまま伝わってきたもので、成立以来今回が初めての出版になります。著者永田南渓の著作物は、本書のほか、『海外人物輯』(嘉永七年・一八五四・版本)もありますが、可安の人物像は判然としません。 今回の出版方法は、原本に一切手を加えない写真による影印ですが、読者の便宜を考慮し新たにノンブルを付け加えました。 ■B5判・340頁 ■7,429円(税別) ■ISBN978-4-938138-70-7 ■2009.6.20発行 |
● 静陵画談 復刻版 静岡民友新聞連載・石井楚江著 | |
![]() ![]() ![]() (本文頁より) |
◇駿河遠江の郷土画人伝。半香・顯齊・茜山らを豊富な逸話で語る。 明治四十四年刊の復刻。 ■A5判・144頁 ■3,333円(税別) ■ISBN978-4-938138-66-0 ■2008.8発行 |
● 東海道人物志・賀筵雲集録 復刻版 大須賀鬼卵・田原茂齊著 | |
![]() |
本書は「東海道人物志」(享和3年・1803)と「賀筵雲集録」(天保初年・1830〜)の影印復刻版です。両書とも江戸時代後期の出版であり、内容においても当時の文化人人名録で類似するところが多いため、研究・調査の便宜を計り、この二書を合本としました。本書の解題として、両書に関する郷土研究者の論文などを各巻頭に収載しました。収載にあたっては、旧字や仮名遣いの扱いは原文のままとしましたが、明らかな誤りは訂正しました。
復刻は原本の影印本ですが、原本の丁数が判読できない所もあるため、読者の便宜を考慮し、新たにノンブルと柱を付け加えました。また、一般に読みにくい部分に限り、各巻末にその翻字文を掲載しました。目次 A5判・140頁 3,333円(税別) ■ISBN978-4-938138-65-3 ■2008.8発行 |
● 和歌駿河草 復刻版 志貴昌澄原著 飯塚伝太郎編 | |
![]() |
寛永二年成立。地域別に古歌を編纂した駿河名所和歌集。 昭和二十二年の出版の活字本を復刻。 ─復刻にあたって─ 『和歌駿河草』(本巻五末巻一全六巻)は、寛延二年(一七四九)に志貴昌澄が編纂した「駿河名所和歌集」で駿河地誌ともいえる一面もある。志貴昌澄については『静岡県人物志』(大正十三年)に「通称は機山、又幸奇という。元禄元年安倍郡大岩に生る。家世駿河国総社神部神社の神官たり。昌澄十六歳にして父を喪い、家を継ぎて神官となる。(中略)跡部光海に就きて国学及び神道を修め、伴部八重垣に就きて歌道を学び、学徳共に著わる。宝暦元年徳川吉宗病気の際御祓献上の命有り。又諸侯に召されて国学及び神道を進講せり。(中略)著す所珠流河久佐及び三穂社記あり。宝暦三年歿す。享年六十六」とある。【志貴家系譜・駿河草などについては『静岡市史編纂資料第二巻』(昭和二年)も参照されたい】この書は長く未刊であったが、昭和二十二年二月、飯塚伝太郎【明治三十二年生、静岡県立葵文庫に四十年余り司書として勤務。郷土史家として知られ『静岡市の史話と伝説』などの著書がある。昭和六十年没・享年八十六歳】により、初めて活字本として出版された。本書はその復刻版である。 飯塚伝太郎、北村三郎らの志豆波多会は、昭和八年頃から駿河に関する未刊の郷土資料の刊行に努め、駿河叢書として四十余冊を出版、『駿河国三穂社記』もある。なかでも足立鍬太郎が校訂した新庄道雄の『駿河国新風土記』の出版などその功績は大きい。はじめ飯塚が鉄筆を握って謄写印刷をし、荒木磯吉が製本、北村が経営と配本に当たったという。(『静岡県印刷文化史』昭和四十二年) 昭和三十年頃からの一時期、北村は一人で静岡郷土研究会をつくり、謄写版刷りの郷土史・賤機叢書十数冊を刊行し、昭和六十年頃にはまた飯塚と共に手作りの郷土資料・芙蓉叢書数冊も出版している。飯塚没後は、この事業に杉本光子も加わって活動を続け、北村亡き後は、杉本が独力で、駿府・ふじ・さつき叢書など多くの郷土資料を出版した。 ■A5判・96頁 ■2,857円(税別) ■ISBN978-4-938138-64-6 ■2008..8.5発行 |
● 豆州志稿 復刻版(全一冊) 秋山富南/原著 高橋廣明/監修 *品切れ | ||||||||
![]() ![]() ![]() |
◇寛政12年(1800)編纂の『豆州志稿』13巻(静岡県立中央図書館所蔵写本)と寛政3年(1791)編纂の『南方海島志』2巻(国立公文書館所蔵写本)計15巻の完全影印復刻版です。(目次のみ詳細に作成し活字化してあります)*200部発行 詳細 | |||||||
|
● 南豆神祇誌 復刻版 足立鍬太郎/著 | ||||||||
![]() |
◇南伊豆各地の神社の考察と研究の書、昭和3年発行の稀覯本を300部復刻。 | |||||||
|
● 南豆俚謡考 足立鍬太郎/編著 高橋廣明/校訂 | ||||||||
![]() |
◇南伊豆各地に伝わる苗取歌・田植歌・米搗歌・子守歌など219曲の考察と研究の書 ◇大正15年上梓の未刊本を初めて刊行。300部のみ |
|||||||
|
● 東海道名所図会 復刻版 秋里籬島/編著 | |||||||||
いきいきとよみがえる200年前の東海道の風景 ◇ 寛政9年(1797)板行の『東海道名所図会』(秋里籬島編著)を原寸大で復刻しました ◇ 宿場・古跡・寺社・名物など東海道五十三次の名所案内。挿絵200図入りです ◇現在でも価値評価の高い東海道の基本資料です 『東海道名所図会』は、東海道の基本資料として現在もその価値が高い書籍ですが、寛政9年(1797)の出版以来、その地の古跡・寺社・名物などを網羅した巧みな編集と著述で人気がありました。また、円山応挙や土佐光貞・狩野永俊など延べ30人にも及ぶ画家の挿絵が全巻合計920頁中に200図もあり370頁を費やしていますが、その200図のどの絵にも200年前の東海道の姿が生き生きと描かれ、民俗資料や美術資料としても評価されています。 |
|||||||||
![]() ![]() |
|
|
|
|
![]() |
![]() |
![]() |
● 駿河記 絵図集成 桑原藤泰/原著 宮本 勉/解説 | ||||||||
![]() ![]() ![]() |
江戸時代の駿河風景集 |
|||||||
|
● 東街便覧図略(伊豆・駿河・遠江の部) 高力猿猴庵/絵図・文 児玉幸多/監修 宮本 勉/翻字・解説 | |||||||||
![]() ![]() ![]() |
本書は、高力猿猴庵(尾張藩士)が天明6年(1786)に東海道の実景を描写した見聞絵図集を全国で初めて出版するものです。本書は、江戸時代後期の東海道沿いの名勝地や風物や人々の暮らしぶりを描くとともに、古代から近世中期の紀行文や詩歌などを多数引用して、その地域の紹介をしたもので、貴重な歴史・民俗・国文学資料と言えるものです。 県下の郷土資料の頒布をしている小社の性格上、本書には尾張から江戸までの便覧図200図の内、静岡県下の分のみ122図を完全収載し、その122図についての詞書の翻字文とともに新たな解説を加えたものです。 再編集にあたりましては、国会図書館本は詞書が省略された絵図のみの写本であるため、詞書は、詞書のある名古屋市博物館蔵本や勝海舟旧蔵本で補い翻字文を書き添えました。こうした再編集により、本文の解説頁には122景の全ての図版に詞書全文の翻字文を掲載しました。 |
||||||||
|
● 遠江怪奇物語 事実証談 中村乗高/編著 宮本 勉/翻字・解説 *品切れ | ||||||||
◇文政6年に遠州の国学者が出版した遠州の「遠野物語」ともいわれる奇書の復刻翻字版。
◇遠州を中心に駿河・伊豆の伝説や社の由来、民俗信仰に関わる伝承や、人や獣の霊、祟りなどの不思議な話215話を収録。 ◇原本の全文の影印復刻に加えて、忠実な活字読み下し文をつけた読みやすい本です。 ◇ふるさとの不思議な話を楽しみながら、原文の味わいを生かした読解をすることが出来ます。 ◇江戸時代の庶民の考え方や暮らしぶりが記録されている本書は民俗研究・国学研究の資料としても貴重な内容となっています。 |
||||||||
|
● 復刻 静岡県史跡名勝誌 足立鍬太郎・山崎常磐・飯岡左内/共編 | ||||||||
![]() ![]() |
静岡県が大正11年に編集発行した県下で初めての史跡名勝集成の復刻版。 『静岡県史跡名勝誌』は、静岡県が当時、史跡名勝天然記念物調査委員であった足立鍬太郎・山崎常磐・飯岡左内の三氏に編集を委嘱し、大正10年11月に初版を発行しましたが、翌年の8月に、新たに索引を加えるとともに内容の一部に修訂を加えたものを再版しました。本書は、その大正11年刊の再版本の完全復刻版になります。 本書には県下の史跡・名勝367の項目の記述とともに当時の写真235枚が収載されています。 本書の原本の大きさは、四六版でしたが、読みやすさを考慮して、A5判に拡大して復刻しました。また装丁は保存性を考慮して堅牢な函入の上製本としました。 |
|||||||
|
● 東海道五十三驛勝景(伊豆・駿河・遠江の部) 歌川貞秀/画 宮本 勉/解説 *品切れ | ||||||||
![]() ![]() ![]() |
よみがえる東海道の勝景 ◇歌川(五雲亭)貞秀が万延元年(1860)に描いた東海道五十三駅の鳥瞰図の内、駿遠豆の31景を復刻しました。 目録 ◇街道沿いの景観と地名・名所・名物が記載されている道中案内画集です。 ◇原寸大(234*293mm)のオールカラー絵図31枚セット、解説冊子付。 パンフレットの画像です→![]() |
|||||||
|