羽衣出版へようこそ

(このホームページに掲載されている本でも、品切れになっている場合がありますので、ご注文の節はお問い合わせくださいますようお願い申し上げます)

新刊のご案内

品切れや品薄になった本を、順次、電子書籍(Amazon Kindle版)にして発売しています。
印刷書籍版が品切れの場合などは、Amazon Kindle版もご検討くださいますようお願い申し上げます。

〔この12冊はAmazon Kindle版の一部で、この他、下記の印刷書籍版のページにもありますのでご確認ください〕

      

      

 

 


 〔印刷書籍版〕

スピリチュアル・ジャンキー

  文学に憑かれた日々   山本恵一郎 /著

 

 

◇『小川国夫との対話』『静岡の作家群像』などの著者・山本恵一郎が書きおろす同時代の風狂の日々。

◇若き小川国夫をはじめとした、いわば文学にとり憑かれたスピリチュアル・ジャンキーたちの煩悶の叫びや苦しみが、ここに生々しくよみがえる。

 高杉一郎のメッセンジャーとして小川国夫を訪れた加仁阿木良。小川36歳、加仁31歳。加仁は旧制藤枝中学の小川の後輩である。が、それ以前に交流はなく、このときが初対面だった。そして同時に、このときが小川の故郷での風狂のはじまりであり、加仁の受難のはじまりだった……。

 世にでて輝いた星があった。しかし、その星の下はスピリチュアル・ジャンキーの戦場だった。小さないきつく先のない流星のかけらたちがひしめきあいながら落下していった。傷つき涙を流した。そしてそのほとんどがつたない文学風の作品という詮方もない爪あとだけを残して去っていった……。

 ■四六判・ハードカバー・176頁
 ■1,650円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-81-5
 ■2023.10.31発行

 

 

スコット 南極探検日記

 R・F・スコット 著  中田 修 /訳

 

◇本書は、R・Fスコットの原著『Scott's Last Expedition』(スコットの最後の探検)の訳者中田修自身による再訳本ですが、新たにスコット本人の手書き原文も参照して校訂を加えた新装完訳本です。

◇原著『Scott's Last Expedition』(スコットの最後の探検)は、1913年の初版以来100年以上、とぎれることなく出版され、読まれ続けている本です。

◇訳者・中田修は、『スコット南極探検日誌』『アムンセン 南極点』『世界最悪の旅』等の日本語訳者としてよく知られています。



 ■A5判・ハードカバー・470頁
 ■3,300円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-80-8
 ■2023.10.23発行

 

しずおかの女たち 第11集

       静岡女性史研究会編

 

 特集「選択的夫婦別姓について」

 経済停滞していたわが国の30年間、法律上でも1996年法制審議会が、結婚後も夫婦が望めば元の姓を使えるという「選択的夫婦別姓」を盛り込んだ民法改正案を答申しましたが、未だ「同姓を定めた現行制度は合憲」とされるものです。しかし国民世論の流れは変化してきました。働く女性が多くなる中で不利益をこうむるために、通称使用、事実婚を選択する人たちが、見られるようになりました。今回、静岡という地域における実情を調査すべく、アンケートを実施し、通称使用、事実婚をしている人たちからの聞き取りを行い、その結果を詳細にまとめました。

会員による聞き書き「ライフヒストリー」寄稿「コロナ禍3年間の活動」も収録。
 
 ■A5判・ソフトカバー・260頁
 ■1,650円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-79-2
 ■2023.8.10発行

 

潮騒がうたう日   高地英壽 /著

◇沼津市は著者の終の住処。日々の出来事、出会った人々のこと、旅の思い出など、千本浜の潮騒が聞こえるような読後感の爽やかな随筆集です。

◇利他のこころ・ゑびすさんの人生・摩文仁の丘で・きょうも箱の中・主婦になった老博士・子どもたちの貧困・先輩は遺して逝った・駅前広場の夜・名画は風邪に効く?・詩人は強く、やさしい・ミラクルフルート・黄昏の海・発車オーライ・心友の贈りもの・アジ党?サンマ派?・風薫る日に・午後の止まり木・蘇った愛の像・青春の蹉跌・みみずくと私・好気高齢者になろう・晩秋のひとり言・千代さんの桜・港町 城下町 花の町・生きてゆくこと・えりちゃんのオルゴール・赤レンガの町で・愁いの春に・人生の秋に想う・みーつけた!・ぴんぴんころり・善意は永遠に・渚の乙女たち、など43篇を収載 。

 ■四六判・ソフトカバー・292頁
 ■1,100円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-78-5
 ■2023.6.30発行

 

「平城山」の歌人 北見志保子全歌集   桜井 仁 /編

 

◇「平城山(ならやま)」の歌で知られ、大正末期から昭和20年代にかけて活躍した歌人・北見志保子の生涯を年譜とともに詳しく解説。

◇志保子の歌集『月光(がっこう)』『花のかげ』『珊瑚』の3冊の収載歌を、この1冊に収載。

◇収載歌数の合計は1,188首です。

 

 ■A5判・ソフトカバー・192頁
 ■2,500円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-76-1
 ■2023.5.4発行

 

有世独信小品集   有世独信 /著

◇富士山登頂1,000回を果たした著者が、折々に書きためた、詩・エッセー・童話などの多様な小品集。
◇第1部「どぜうのつぶやき」第2部「還る」


 ■四六判・ソフトカバー・80頁
 ■1,000円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-77-8
 ■2023.2.13発行

 

二人の神職の和歌 出島竹齋・三浦弘夫歌集   桜井 仁 /編
◇久能山東照宮の神職で静岡県神道界等に貢献した出島竹齋と、静岡浅間神社初代宮司三浦弘夫の歌集。
◇郷土歌人顕彰シリーズの8冊目。


 ■A5判・ソフトカバー・164頁
 ■2,500円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-75-4
 ■2022.8.1発行


ホンダとトヨタとニッポンの物語 宗一郎と喜一郎  長谷川 智 /著

◇朝日新聞静岡県版連載。
◇両創業者の生涯と歩みを通して、人と組織と思想の関係、経営者と風土との関係を解明。自動車の将来と世界の未来は?


 ■四六判・ハードカバー・240頁
 ■1,650円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-74-7
 ■2022.5.20発行

(Amazon Kindle版もあります)


命の島──遠州船遭難顛末記  竹中 敬明 /著

◇享保3年(1718)、遠州新居の廻船鹿丸が遭難、12人が、漂流の末、無人島に漂着し、過酷な歳月を送った。
 そして20年後の元文4年(1739)、生き残った3人が奇跡的に生還した。
 どのようにして帰り着いたのか、彼らの命をつないだものは何であったのか。

 ■四六判・ハードカバー・196頁
 ■1,200円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-70‐9
 ■2022.3.30発行

(Amazon Kindle版もあります)



成蹊学園創立者とその妻の短歌 中村春二・小波歌集  桜井 仁 /編
◇郷土歌人顕彰シリーズの7冊目。
◇本書には、『椎の一もと』『中村春二選集』『旅ごろも』『人間中村春二伝』『偲ぶ草─中村小波詠草』から、その収載歌を収めました。

 ■A5判・ソフトカバー・100頁
 ■2,200円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-73‐0
 ■2022.4.1発行


第25回「伊豆文学賞」優秀作品集  伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
◇沼津千本松原の追い込み漁から物語は始まる。獲物がマグロなら良い値になるのだがイルカは格が低くずっと安い。だが安いイルカは甲州の貧民には貴重な食べ物だ。天保の飢饉の後、甲州谷村の山間から沼津に来た吾兵衛は漁師となり、やがて甲州へイルカを運んで……小説部門最優秀賞作品の「海豚(いるか)」と優秀賞「黒潮の岬」、佳作「戸川半兵衛の黒はんべ」「ラストソングス」の4作品と、掌編部門最優秀賞の「白い蛇」など6編を収載
 
 ■四六判・ハードカバー・244頁
 ■1,400円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-71-6
 ■2022.3..1発行


南極のスコット 雑記  中田 修 /著

◇『スコット 南極探検日誌』『アムンセン 南極点』『世界最悪の旅』等の日本語訳者として知られる著者がスコットや極地探検について折々に書いたものを第1部に収録。
◇第2部ではスコットについての誤った論評に対して原記録に当たりながら正しいスコット像を顕彰。


 ■新書判・ハードカバー・256頁
 ■1,000円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-68‐6
 ■2021.11.4発行


(Amazon Kindle版もあります)


かやつり草 (小説)    滝浪 豊満 /著

◇昭和31年、大井川上流にダムを建設する本格工事が始まった。南アルプスの懐に抱かれ、自然の巡りに沿った穏やかな暮らしを営んできた村人は、近代化の槌音に眠りを覚まされ、荒波に身を委ねることになった。
 そんなある日、井川北小学校に通う5年生のぼくらは、かやつり草を裂いて、心を量ってみたいと思う少女と出会うことになって……。

 ■新書判・ソフトカバー・188頁
 ■800円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-69‐3
 ■2021.11.2発行

(Amazon Kindle版もあります)



風が吹いている  高地 英壽 /著
◇白秋の暮らしの中で、様々な風が吹く人生や社会を感性豊かに見つめる、元ベテラン新聞記者のエッセイ集。

◇筆者の終の住み処となった沼津市での出来事や出会いなどが、ユーモアのある文章で日々の感慨とともに綴られています。

 ■四六判・ソフトカバー・288頁
 ■1,100円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-63‐1
 ■2021.10.20発行


駿河先賢詠歌集  桜井 仁/ 編
◇江戸期郷土歌人顕彰シリーズの6冊目。
◇本書には、『富士乃滴集』『賤機集』『残夢集』の3冊の歌集と「浅間社中歌会稿」を収めた。
◇歌の作者は多士済で、幕末から明治にかけての駿河歌壇を代表する人たちばかりである。山梨稲川・志賀・須磨・中村秋香・玄昱・戸塚種子・松木直秀といった山梨家にゆかりのある歌人たち、また花野井有年を中心として『蔵山和歌集』に歌を寄せている新庄道雄・西村謹節・三浦為寶・土屋豫翁・山中弘道・高松建胤・村岡元則・村松真船・村松春枝・森直里や野澤昌樹・大井菅麿・小栗廣伴・小西玉暎(瑛)・服部菅雄などの歌人たちで、まさに幕末駿河歌壇の著名歌人が総結集した感がある。

 ■A5判・ソフトカバー・62頁
 ■2,000円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-67‐9
 ■2021.10.8発行


復刻版 秋香集 短歌  桜井 仁 / 編
◇江戸期郷土歌人顕彰シリーズの5冊目。
◇中村秋香は静岡生まれの国文学者で、詩人、歌人として知られる。父は静岡藩士。松木琴園の門弟で、戸塚精斎から漢学を学ぶ。明治4年(1871)廃藩置県により愛知県に仕官。6年に教部省、12年に文部省、23年には東京女子師範学校、翌年第一高等中学校に奉職。30年に高崎正風の推薦で御歌所寄人となる。また、35年には唱歌選定委員嘱託も受ける。和歌や古典の注釈書を多く執筆している。
◇本書の原本『秋香集 短歌』は、明治40年に門人の武藤元信の編集により五車楼から刊行、合計1,158首の歌が収められ、その内訳は春240首、夏124首、秋115首、冬84首、雑595首となっている。
◇巻頭には渋澤栄一の序歌と穂積歌子の序文がある。穂積歌子は渋澤栄一の長女であり、後に穂積陳重の妻となった女性である。

 ■A5判・ソフトカバー・232頁
 ■3,000円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-66‐2
 ■2021.7.20発行


遠州考Ⅲ-やらまいかを探る  長谷川 智/ 著

◇朝日新聞静岡県版長期連載の続続編単行本。
「浜松・湖西の祭り 、劇団たんぽぽの心、奇跡の斎藤塾、国鉄浜松工場の光芒、森町の孤高、佐吉と湖西、太平洋の贈り物、浜岡・浅根の祈り、特別編 「身土不二」を考える、快人伝、エピローグ 未来への道筋」
 「遠州考」やらまいか! メルマガ」
◇ベテラン記者が熱い思いで遠州を深掘り取材しました。

 
 ■四六判・ハードカバー・240頁
 ■1,650円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-62-4
 ■2021.5.1発行

(Amazon Kindle版もあります)

 

 

柳の落葉 戸塚種子歌集  桜井 仁 /編
◇漢学者山梨稲川の孫で戸塚柳齋の娘。松木直秀門下であり県門三才女と並び称される幕末女流歌人戸塚種子の和歌321首を1冊に。
◇郷土歌人顕彰シリーズの4冊目。


 ■A5判・ソフトカバー・80頁
 ■2,000円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-65‐5
 ■2021.4.20発行


第24回「伊豆文学賞」優秀作品集  伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
◇同棲する女性の行状にあきれアパートを出ることにした主人公は、家でも買おうと西伊豆へ向かい、不動産会社に勤める女性と出会うが……最優秀賞作品の「憧景明夜」。優秀賞の「由比浦の夕日」、佳作の「くくり罠の夜」「ライトからきてくれて」の4作品と、メッセージ部門最優秀賞の「おばあちゃんのおでん」ほか5編を収載
 
 ■四六判・ハードカバー・244頁
 ■1,400円(税込)
 ■ISBN978-4-907118-64-8
 ■2021.3.31発行



紫式部の血脈と源氏物語  白石 幸代/著
◇紫式部の血脈が『源氏物語』に反映していることが興味深い。この物語の底に透けて見える作者や歴史上の人物にこだわって読んでいきたい。


 ■新書判・ソフトカバー・192頁
 ■909円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-61‐7
 ■2021.2.11発行



駿府犯科帳  北條 達雄/編
◇国立国会図書館所蔵の『御仕置類例集』から駿州・遠州・豆州に関連するものを抽出し、読みやすく翻字。
◇第一章「駿府町奉行伺御仕置例」、第二章「他奉行所伺の御仕置例」、第三章「駿府町奉行伺御仕置例等を先例とする他奉行所伺の御仕置例」、第四章「刑事手続き上の伺・評議」


 ■A5判・ハードカバー・576頁
 ■4,545円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-59‐4
 ■2020.12.15発行


可睡斎物語 
 川口高風/監修 滝田 栄 ・ 佐々木宏幹/推薦 同物語編集委員会/編
◇寺名の由来・寺院の歴史、境内や館内の見所・文化財等を220枚のカラー写真と詳しい解説で紹介。
◇読みやすく、解りやすく、親しみやすい、可睡斎物語です。


 ■A5判・ハードカバー・268頁
 ■1,818円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-54‐9
 ■2020.11.28発行


剣道範士八段 永峰晃とその時代
   松本 茂/著
◇浜松剣道連盟の礎に大きな足跡を残した剣道家であり教育者であった永峰晃の教えを語り継ぐ。
◇名利を求めず、剣一筋に生きたその生涯をたどる。
 
 ■四六判・ハードカバー・308頁
 ■1,818円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-60‐0
 ■2020.9.27発行


小説 やすらぎの塔 復刻版  やすらぎの塔復元を求める会
◇戦没勤労動員学徒の慰霊碑「やすらぎの塔」のモデルとなった少年少女の物語。
 村田みえ著の復刻本。
◇戦時中の市民の暮らしや静岡空襲をよく伝える1冊。 

 ■四六判・ハードトカバー・236頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-58‐7
 ■2020.9.26発行


時代の変わり目の静岡 コラム2013~2020  日詰一幸/著
◇時代と共に変貌する静岡を広い視野から見つめる評論集。
◇2013年~2020年に中日新聞と朝日新聞に掲載したコラムを1冊に

 ■四六判・ソフトカバー・228頁
 ■1,364円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-56‐3
 ■2020.8.29発行



日本近代造船の礎  ヘダ号再建プロジェクト会  伊藤 稔/著

◇洋式帆船ヘダ号を工学的・技術的な観点から考察。
◇ヘダ号再建を目指すための設計図復元と関連資料の集大成。船大工藤蔵の設計図を検証。

 ■四六判・ハードカバー・192頁
 ■2,000円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-57‐0
 ■2020.8.26発行

(Amazon Kindle版もあります)

お茶作り名人紀行  中村羊一郎/著

◇日本各地で活躍している茶作りの名人を訪ねて、手揉み技術の習得等の苦心や体験を取材。
◇庶民の煎茶作りの歴史を探究する1冊。

 ■A5判・ソフトカバー・200頁
 ■2,000円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-52‐5
 ■2020.6.30発行


(本書の内容)
  藤枝の手揉み茶・宇治の碾茶
  京田辺市の玉露・福岡県八女の玉露
  熊本の釜炒り茶・北限の新潟県村上茶
  茨城県大子と猿島の煎茶・岡山県の美作番茶
  高知県の碁石茶・静岡市やぶきた誕生の背景


(Amazon Kindle版もあります)



歴史・文化への眼差し  棚瀬 久雄/著
◇「韮山反射炉」など全国11カ所の名所旧跡を、著者の客観的な歴史・文化への眼差しで紹介。
◇旅の興味を深めるエッセイ風紀行集。
 ■四六判・ハードカバー・260頁
 ■1.818円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-55‐6
 ■2020.7.15発行

(目次より)
   渥美半島伊良湖散策
   江川太郎左衛門英龍と反射炉
   中世足利学校の興隆
   吉田東伍と千秋—父と子
   大本教弾圧事件—京都府亀岡・綾部
   近代化遺産の安積疎水を巡る
   古代陸奥国の多賀城跡を訪ねて
   中世大内氏ゆかりの地─西の京・山口
   大宰府探訪と新元号「令和」誕生の地
   鉄砲伝来の地、種子島を行く
   花は桜

山梨志賀子短歌集成  桜井 仁/編
◇江戸期の郷土歌人として知られる志賀子の和歌619首を掘り起こして1冊に。志賀子は漢学者山梨稲川の母。
◇郷土歌人顕彰シリーズの3冊目。
 ■A5判・ソフトカバー・118頁
 ■2,273円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-53‐2
 ■2020.5.25発行

遠州考Ⅱ-やらまいかを探る
 
 長谷川 智

◇朝日新聞静岡県版長期連載の続編単行本。
◇「農業のやらまいか/自由啓発の光彩/昭和19~20年/『身土不二』を考える/姫街道を行く/中東遠お祭り天国/スズキの未来/木下恵介の世界/ヤマハのDNA/吉岡弥生の肝っ玉」
 「遠州考」やらまいかメルマガ。
◇ベテラン記者が熱い思いで遠州を深掘り。

 
 ■四六判・ハードカバー・228頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-51-8
 ■2020.5.1発行

(Amazon Kindle版もあります)


絶滅の危機にある しずおか野生生物図鑑
   (静岡県レッドデータブック普及版)
 
   静岡県くらし・環境部環境局自然保護課編
◇静岡県では絶滅の危機にある野生生物の現状を調査し、「まもりたい静岡県の野生生物─静岡県版レッドデータブック─」にまとめていますが、その絶滅の危機にある野生生物について、より多くの方に理解を深めてもらうため、レッドデータブックの内容を分かりやすく編集したのが本書で、掲載された生物の種類は988種類にものぼっています。
◇絶滅の危機にある静岡県の動植物を知り、みんなで大切にしたいものです。
 
 ■A5判・ソフトカバー・228頁
 ■1,364円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-50-1
 ■
2020.3.31発行



第23回「伊豆文学賞」優秀作品集
 
 伊豆文学フェスティバル実行委員会
◇失意の高校生がバイト先の沼津生花市場の大人たちとのふれあいにより元気を取り戻す最優秀賞作品「ナナカマドの庭」、優秀賞の「ボンネットバスと走った天城峠」、佳作の「坦庵先生とパン」「はぐれ雁」の4作品と、メッセージ部門最優秀賞の「繋がらない記憶」ほか6編を収載
 
 ■四六判・ハードカバー・220頁
 ■1,273円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-49-5
 ■2020.3.1発行


臼井太衛全詩集
 
 臼井太衛 著
◇静岡県の農民詩人として知られた臼井太衛の全詩集。
◇著者臼井氏は令和2年1月にご逝去され本書が最後の著書となりました。

 ■A5判・ハードカバー・252頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-48-8
 ■
2020.1.31発行
 


人間を考えるヒント
   ダーウィン紹介者・丘浅次郎の知恵
 
 長谷川 智 著
◇ダーウィンをわが国に知らしめ、『進化論講話』を著した生物学者・丘浅次郎の思想を分かりやすく解説。
 現代に生きる我々の生き方に警鐘をならす一冊です。
◇人類はやがては滅びてしまうのか??
 人間の限界を知り、よりよく生きるためのヒントを見つけたいもの。

 ■四六判・ハードカバー・170頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-46-4
 ■2020.1.1発行

 
(Amazon Kindle版もあります)


しずおか徒然草 ふるさとの記憶
 
 中村羊一郎 著
◇静岡県をテーマにした「しずおか徒然草」。
 中日新聞静岡版に20年にわたって連載された190回分が単行本になりました。
◇世相・歴史・人物・茶・食べ物・年中行事・信仰・鳥・虫・花・木・動物・魚・国外の事など、多岐にわたるジャンルでの著者の視点から見た「ふるさとの記憶」です。

 
 ■四六判・ソフトカバー・352頁
 ■1,364円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-47-1
 ■
2020.1.1発行



画集 懐かしき静岡・北街道  ─語り伝えたい昔日の暮らしと風景─

            
絵と文・堀田 貞彦
◇静岡市内と北街道沿いの懐かしい街角や暮らしぶりが満載の水彩画集。
 原画260枚収載。
◇左の画像は書店にて配布のパンフレットです。
◇好評発売中。

 ■A4判・ハードカバー・264頁
 ■8,000円(税別)
 ■カバー付きの上製本画集です。

 ■ISBN978-4-907118-45-7

 ■2019.10.25発行


遠州考-やらまいかを探る
 
 長谷川 智

◇朝日新聞静岡県版長期連載の単行本。
◇「プロローグ『暴れ天竜』と『賜物』と」
 「丘浅次郎と掛塚/女性たちのやらまいか/静高・静商を超えろ/医療のやらまいか/『身土不二』を考える/北遠からの贈り物/報徳の輝き/浜名湖のいだてん/国学のやらまいか/磐田とジュビロ/水の巨人・明善」
「講演会録 読者とともに考えまいか遠州!」
◇ベテラン記者が熱い思いで遠州を深掘り。

 
 ■四六判・ハードカバー・224頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-43-3
 ■
2019.5.1発行

(Amazon Kindle版もあります)

第22回「伊豆文学賞」優秀作品集
 
 伊豆文学フェスティバル実行委員会
松崎町石部の棚田を舞台にした最優秀賞作品「石に火を灯す」、優秀賞の「天城へ」、佳作の「海と亀の星」「シャレコウベ、ふたつ」の4作品と、メッセージ部門の7作品を収載。
 
 ■四六判・ハードカバー・224頁
 ■1,204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-41-9
 ■2019.3.1発行

しずおかの女たち 第10集
  静岡女性史研究会編
静岡女性史研究会誌の第10集目。
特集の「私たちの現在を問う・女性の活躍とは」をはじめ、静岡県ゆかりの女性たちの生きざまや女性ゆえの苦労など、会員による聞き書きや研究を収録。
 
 ■A5判・ソフトカバー・360頁
 ■1,600円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-42-6
 ■2019.2.27発行


静岡市歴史人物墓巡り
 
 岩堀 元樹/著

家康はじめ静岡市ゆかりの武将や漢詩人山梨稲川など、静岡市内にある180基の墓(供養碑・伝承墓・遺髪塔・首塚等)を写真とともに紹介。
 
 ■A5判・ソフトカバー・196頁
 ■2,778円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-40-2
 ■2019.1.11発行

(Amazon Kindle版もあります)

井伊城・安倍城と戦国今川の城
 
 大塚 勲/著

遠江・駿河の南北朝期の城と戦国期の今川領国の城と城跡を考証。
先著で発表した「武田・徳川の攻防の推移」を補訂して掲載。
 付録に「喫茶文化史の一齣」も収録。
 
 ■A5判・ソフトカバー・176頁
 ■2,315円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-39-6
 ■2019.1.11発行

(Amazon Kindle版もあります)


井上靖の浜松時代と作品の世界-浜松を中心に、湯ヶ島・静岡・掛川-
 
 和久田雅之/著
靖の生い立ちから湯ヶ島での暮らし、そして作家生活の礎になったと思われる浜松時代を、作者自身に作品を通して語ってもらいながら浮き彫りに。
靖と浜松・静岡・掛川など、県内との関わりを解明。
 
 ■四六判・ハードカバー・244頁
 ■1,667円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-38-9
 ■2018.7.27発行


地域を「地区防災計画」で守る
 
 井野盛夫/著
南海トラフ沿いの巨大地震に備え、地域を守るためのの計画作りの際に、少なくても知っておかなければならない規則や災害状況などを。1冊にしました。
 
 ■四六判・ソフトカバー・144頁
 ■1,111円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-37-2
 ■2018.3.11発行

就労支援物語
 
 神山 包(くるみ)/著
あなたは「就労支援専門員」という仕事をご存知でしょうか。就労支援を職業とする著者が経験した実例を基にしたフィクション13話。就労支援専門員のための教訓10ヶ条を提言。
 
 ■四六判・ソフトカバー・164頁
 ■1,111円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-35-8
 ■2018.3.20発行


第21回「伊豆文学賞」優秀作品集
 
 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
新時代を生き抜く遠州森町の鋳物師親子を描く最優秀賞の「鋳物師七郎左衛門」、優秀賞の「都田川堤」と佳作2編、メッセージ部門最優秀賞「私たちの忘れもの」と優秀賞5編。
 
 ■四六判・ハードカバー・244頁
 ■1,204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-36-5
 ■2018.3.1発行


寺子屋で学んだ朝鮮通信使―『大船用文三韓蔵(たいせんようぶんさんかんぐら)』―
 
 北村欽哉/著
江戸時代の寺子屋で教科書として使われていた『大船用文三韓蔵(たいせんようぶんさんかんぐら)』についての論考と影印。
当時の人々は朝鮮通信使及び日朝間の歴史などをどのように見ていたのだろうか。
 
 ■A5判・ソフトカバー・72頁
 ■1,200円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-34‐1
 ■2017.11.20発行


えりちゃんのオルゴール  文・はっとり ひろこ 絵・かいぬま ちあき

重い病気にかかったえりちゃんが大切にしていたオルゴールの物語。様々なメロディーがあなたをきっと励ましてくれるでしょう。
美しい水彩画の絵本です。
 
 ■A4判・ハードカバー・32頁
 ■1,000円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-32‐7
 ■2017.10.28発行

(Amazon Kindle版もあります)


蔵山和歌集  花野井有年/原著 桜井 仁/編
◇近世末期の駿河府中の文化人として知られる花野井有年ら駿河府中の歌人31人による321首が収載された和歌集。初めての活字本。編者は短歌歴45年の静岡郷土歌壇研究の第一人者。
◇郷土歌人顕彰シリーズの2冊目。
 ■A5判・ソフトカバー・96頁
 ■2,037円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-33‐4
 ■2017.10.29発行


校訂 三叟和歌集  花野井有年/原著 桜井 仁/編
◇花野井有年と駿河清水の歌人二人による和歌集。四季などを季題とした162首の和歌が収められた幕末駿府歌壇史研究のための郷土資料でもある。
◇郷土歌人顕彰シリーズの1冊目。
 ■A5判・ソフトカバー・54頁
 ■1,667円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-31‐0
 ■2017.9.26発行


今川一族の家系  大塚 勲/著

鎌倉期の初祖国氏から室町期の範正・範忠、戦国期の氏親・義元、そして氏真とその末裔まで、今川一族の事跡を古文書での考証を基に詳細に解明。 
 ■A5判・ソフトカバー・144頁
 ■2.315円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-30‐3
 ■2017.7.19発行

(Amazon Kindle版もあります)

第20回伊豆文学賞優秀作品集  伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
熱海を舞台に熟年男女の人間模様を描いた最優秀賞の「熱海残照」、優秀賞の「炭焼きの少年」と佳作2編、メッセージ部門最優秀賞「桶ヶ谷沼の夜明け」と優秀賞5編を収載。 
 ■四六
判・ハードカバー・244頁
 ■1.204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-29‐7
 ■2017.3.2発行

家康の時計 渡来記  森 威史/著
1581年にスペインの時計師ハンス・デ・エバロよって作られた時計が、駿府の家康の元に届くまでの事情を明らかにすると共にその経路も詳細に探る。 
 ■A5判・ソフトカバー・316頁
 ■2,315円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-28‐0
 ■2017.3.10発行


幕臣伊佐新次郎(下)明治維新 浅井保秀/著
伊佐の幕末から没年までの数々の業績を顕彰。
徳川家臣団の静岡移住・牧之原入植、神道・仏教・報徳との
関わりや揮毫された書・幟・石碑を究明
 ■A5判・ハードカバー・528頁
 ■2,315円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-27‐3
 ■2016.11.1発行


      

幕臣伊佐新次郎 (上)ペリー来航と下田開港 浅井保秀/著
下田奉行支配組頭・伊佐新次郎を顕彰。ペリーとの日米和親条約交渉、ディアナ号沈没と日露和親条約交渉などでの伊佐の活躍と幕末の下田の情勢。
 ■A5判・ハードカバー・388頁
 ■1,852円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-15‐0
 ■2015.2.4発行


      

静岡の山 日帰りコース158 永野敏夫/著

 

 

(Amazon Kindle版もあります)

静岡県の登山ガイドの決定版。
低山のハイキングコースから熟達者向きの深南部の山まで、県内の201山と10峠を網羅した158の登山コースを紹介。
コース地図・標高・所要時間・4段階の目安難易度付き。
富士山のビューポイントもたくさん載っています。
 
 ■A5判・ソフトカバー・360頁
 ■2,300円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-25‐9
 ■2016.5.26発行
目次
<ページの見本pdf>


見本2-P.38.pdf
見本3-P.250.pdf
見本4-P.284.pdf


安全登山ハンドブック  日本体育協会公認山岳上級指導員 森下 敏雄/著

体験から語る
中高年と初心者のための安全登山ハンドブック


目次紹介


 ■四六判・ソフトカバー・カラー口絵4頁/モノクロ口絵8頁/本文188頁
 ■1,238円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-85-1
 ■2011.4.5発行

(Amazon Kindle版もあります)


南アルプス・深南部 藪山讃歌─知られざるルート94選  永野 敏夫/著

『南アルプス 大いなる山・静かなる山』を出版して10年目になる。その後も相変わらずこの山域に執着して足繁く通ってきた。地形図を広げてみると、まだまだ登りたい山や尾根があるのだが、体力的にも時間的にもそう多くは登れないだろうと、10年を区切りにこの際増補・改稿して再出版することにした。幸い静岡登攀クラブ時代の後輩であり、この山域を熟知している古田徹司君の協力が得られ、私の登っていないコースを補完してくれ、内容もより充実したものになったと自負している。(まえがきより)
目次(口絵・本文頁の見本)

 ■A5判・ソフトカバー・336頁
 ■2,476円(税別)
 ■山遊塾チロル刊・羽衣出版制作
 ■ISBN978-4-9905149-0-7
 ■2010.8.11発行

*本書の出版元は山遊塾チロルですので、ご注文は下記へお願いいたします。
山遊塾チロル(永野)Tel 054-246-7022


第19回伊豆文学賞優秀作品集 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
今川氏真は凡将であったのか? 人の真価を問いかける最優秀賞の「蹴れ、彦五郎」、優秀賞紀行文の「さあ、つぎはどの森を歩こうか」と佳作2編、メッセージ部門最優秀賞「熊野の長藤」と優秀賞5編を収載。 
 ■四六判・ハードカバー・188頁
 ■1,204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-23‐5
 ■2016.3.3発行


しずおかの女たち 静岡女性史研究会/編
「特集 国境を越えた女性たち」「聞いて残そう戦争体験」「女性史と出会う」、静岡ゆかりの女性たちの生き方など。会員による聞き書きや研究を収録。
 ■A5判・ソフトカバー・292頁
 ■1,400円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-22‐8
 ■2016.3.18発行

反戦論者・平和思想家・自由主義者 水野広徳 田中省三/著 *品切れ
本書は、反戦論者・平和思想家・自由主義者であった水野広徳の事績を顕彰するとともに、特に彼の郷里での足跡を取り上げた。また同時に水野の思想をできるだけ忠実に書きとどめた。
著者は水野の母校に5年間通学し学んだことから、水野と同様の気概を持ち、後輩の気持ちで著述。
平和安全法制が制定され、世界の各地域で安全が問題視されている昨今、わが国の進路を考える契機にしたい強い思いがある。
 ■A5判・ソフトカバー・100頁
 ■1,111円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-24‐2
 ■2016.3.30発行


垂木の祇園祭 神様になった獅子 中村 悟/著 *品切れ
500年以上前から伝わる伝統の垂木(掛川市)の祇園祭について小中学生にも読みやすくまとめ、言い伝えや儀式の方法、神事に込められた願いや祇園信仰などを詳解。
 ■A4判・ハードカバー・140頁
 ■1,389円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-19‐8
 ■2015.10.15発行


駿河伊豆の城と中世 土屋比都司/著

伊豆守護所・佐野城跡・伊豆三戸衆の根拠地・吉原城跡などを丁寧な実地踏査によって解明。駿河伊豆の城郭と中世史の長年の研究論文集。
 ■A5判・ソフトカバー・303頁
 ■2,200円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-21‐1
 ■2015.9.28発行

(Amazon Kindle版もあります)

家康公「静岡しっかりせよ」と仰せられき 中村羊一郎/著 *品切れ
大御所も叱咤。静岡の将来はどうあるべきか。歴史文化を軸にした魅力ある静岡の実現を願い、広い視野から縦横無尽に語る面白エッセイ集。
 ■四六判・ソフトカバー・280頁
 ■1,204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-20‐4
 ■2015.7.30発行


山の小説集 岩壁に舞う 内藤康生/著 *品切れ
 より困難なルートに情熱を燃やす若者を描く表題作、ミステリアスな「雁坂峠」、ドラマチックな「黒部白竜峡」など、山を舞台にした感動の小説6編。
 ■四六判・ソフトカバー・288頁
 ■1,389円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-17‐4
 ■2015.3.26発行


時代と格闘する人々 静岡県近代史研究会/編
 静岡県に住む人にとって「戦後」とはどのような時代であったのか。ここ10年余にわたって取り組んできた「静岡県の戦後史」静岡県近代史研究会17人の共著。静岡大学人文社会科学研究叢書39。
 ■A5判・ソフトカバー・320頁
 ■2,315円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-14‐3
 ■2015.3.10発行


第18回「伊豆文学賞」優秀作品集 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
 最優秀賞の「まつりのあと」は、感性の強い才気ある少女を描く。
優秀賞の「銀鱗の背に乗って」は認知症と闘う漁師を。佳作「あぜ道」「赤富士の浜」、メッセージ部門の7編も収載しました。
 ■四六判・ハードカバー・216頁
 ■1,204円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-16‐7
 ■2015.3.4発行


曽宮一念、藤枝静男宛書簡 和久田雅之/監修 増渕邦夫・浜松文芸館/編集
 二人の生い立ちと出会いをはじめ、一念の静男宛の書簡を時系列で詳細に紹介し、二人の交誼の様子を解説。関連事項として「注」と「年譜」を付記。
 ■A5判・ハードカバー・288頁
 ■1,852円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-13‐6
 ■2015.2.15発行


      


高校新聞ルネサンス実践集 西家文代/著 *品切れ(Amazon Kindle版はあります)

 授業での新聞づくり・高校新聞が目指すもの・NIEのことなど、高校新聞部活動と教科指導28年間の記録。新聞教育の道標ともなる一書。

 ■B5判・ハードカバー・304頁
 ■1,667円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-12‐9
 ■2014.11.23発行


(Amazon Kindle版はあります)


落ち葉 わか葉 花がたみ 高地英壽/著 *品切れ
 わか葉もやがては枯れ葉、落ち葉の季節を迎える。無常の風が吹く人生と社会を感性豊かに見つめた元ベテラン新聞記者のユーモア溢れる随筆、評論、紀行集。

 四六判・ハードカバー・512頁
 ■1,389円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-05‐1
 ■2014.6.10発行


 小社から直接ご注文の本をお送りする場合、2000円までは送料164円でお送りしていましたが、この本は厚さがありメール便では送ることができないため、この本一冊のみのご注文の場合は別途実費350円を頂きます。ご了承ください。ご注文額の合計が2000円以上の場合は送料無料となります。
      

    

西洋を学び明治を先覚した偉才 洋学者・石井修三の生涯 改訂版  相原 修/著
*品切れ
◇韮山出身で幕末に生きた非凡な洋学者石井修三の生涯 
◇「気ヲ付ケ」「休メ」などの江川号令の考案者は若き石井修三
A5判・ソフトカバー・188頁
 ■2,000円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-10‐5
 ■2014.5.31発行


西洋を学び明治を先覚した偉才 洋学者・石井修三著作集  相原 修/編著 *品切れ
◇韮山出身で幕末に生きた非凡な洋学者石井修三の著作集

 A5判・ソフトカバー・252頁
 ■2,000円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-11‐2
 ■2014.5.31発行

静岡と世界 ─静岡県国際化事始め─ 桜井祥行/著
静岡県とゆかりの深い著名外国人や世界で活躍した静岡県人など、江戸時代から近代までの静岡県と世界との関わりを説き起こす。

 A5判・ハードカバー・376頁
 ■2,300円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-09-9
 ■2014.3.25発行


第17回「伊豆文学賞」優秀作品集 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
幕末、近代への先駆者江川坦庵の心情をジョン万次郎が語る、最優秀賞の「前を歩く人」、優秀賞「野づらは星あかり」、佳作「宝永写真館」「興国寺城遺聞」とメッセージ部門入賞作を収載。

 ■四六判・ハードカバー・244頁
 ■1,200円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-08-2
 ■2014.3.2発行

しずおかの女たち 第八集 静岡女性史研究会
孫が語る平塚らいてうの素顔、静岡女性史研究の先駆者市原正恵、アイセル21建設に尽力した近藤美津江、消失した谷津教会、「背くらべ」の作詞者海野厚の母遊佐の足跡等、会員による聞き書きや研究を収録。

 ■A5判・ソフトカバー・388頁
 ■1,300円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-07-5
 ■2014.2.15発行

思い出のアルバム 懐かしの静岡 海野幸正/編著 *品切れ
 静岡市の戦後の街角50景を収載した思い出のアルバムです。あなたも写真の懐かしい街角を訪れてみませんか。
 2007年発行の海野幸正写真集「刻(とき)は流れて」のダイジェスト版です。

 ■A5判・ソフトカバー・48頁
 ■1,389円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-06-8
 ■2013.11.22発行

Twin (ツイン) 鷲巣理乃/作 *品切れ
この本は、2人であそぶ絵本です。
競争したり、ほめ合ったり、一緒に探したり、2人の好きなあそび方を見つけてください。

 ■A4判・ソフトカバー・32頁
 ■1,389円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-04-4
 ■2013.11.16発行


遠州の歌人・国学者 竹村尚規の道中記・日記を読む 関守敏/編著
 夭折の遠州の歌人で本居大平門下の国学者でもあった竹村尚規の道中記を解読。
 西国三十三所観音巡りや伊勢神宮参拝など、江戸時代の旅の様子がよく分かる初出資料。
 古文書解読のテキストにも最適です。

 ■B5判・ソフトカバー・172頁
 ■1,905円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-03-7
 ■2013.10.28発行

紫式部 源氏物語 構想の意図 白石幸代/著 *品切れ
『源氏物語』はまさに人の世の物語。紫式部はしっかりとした構想の意図を持って源氏物語を書いた。その構想とは? 意図とは?

 ■新書判・ソフトカバー・220頁
 ■762円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-02-0
 ■2013.10.10発行


駿河国中(するがくになか)の中世史 大塚 勲/著 *品切れ

分かりやすい現静岡市域の中世の歴史。
駿河国三郡(安倍・有度・庵原)の平安から戦国時代の武将・大名・所領・神社・寺院などを詳解。


 ■A5判・ソフトカバー・274頁
 ■2,667円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-01-3
 ■2013.5.29発行

(Amazon Kindle版もあります)

第16回「伊豆文学賞」優秀作品集『ばあば新茶マラソンをとぶ』
伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
マラソンと人生の起伏を重ねて描く最優秀賞「ばあば新茶マラソンをとぶ」、優秀賞「十一月の夏みかん」、佳作「うみしみ」「与平の日記を歩く」と、メッセージ部門の入選作6編を収載しています。

 ■四六判・ハードカバー・232頁
 ■1,143円(税別)
 ■ISBN978-4-907118-00-6
 ■2013.3.3発行

まなびのとびら  静岡産業大学情報学部『まなびのとびら』編集委員会/編 *品切れ
静岡産業大学情報学部の12名の教授陣が、担当の専門分野を分かりやすく楽しく案内しています。あなたも「まなびのとびら」を開いてみませんか。

 ■A5判・184頁
 ■1,500円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-00-4
 ■2013.3.1発行

東海道吉原宿の研究  渡辺 誠/著
吉原古宿・新吉原宿の伝馬制度、助郷の研究、明治時代の鈴川の発展など、地元郷土史家長年の研究を一冊に。

 ■A5判・248頁
 ■952円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-99-8
 ■2013.1.26発行


大御所徳川家康と駿府城公園  田中省三/著
駿府城公園の観光ボランティアによる懇切な公園案内です。大御所家康と駿府との深い関わりをわかりやすく解説しています。公園散策に必携の本です。

 ■A5判・184頁
 ■1,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-98-1
 ■2012.11.10発行


近世大井川流域の交流を探る  高木茂明/著
蛇行する大井川沿いに点在する村々と大井川筋の街道を探り、近世大井川中流域の人と物の交流を明らかに。

 ■A5判・292頁
 ■2,857円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-97-4
 ■2012.8.11発行

ケンカとイジメの物語 青山昭吉/著 *品切れ
小学校におけるケンカとイジメを描いた、元教師による創作物語。学校でのケンカ、暴力、イジメ、不登校、学級崩壊などの問題を考えるために。

 ■A5判・264頁
 ■1,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-95-0
 ■2012.5.31発行


第15回「伊豆文学賞」優秀作品集『敬太とかわうそ』 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
表題の最優秀賞作品のほか、「花の棲家」「YAMABUKI」「伊豆堀越御所異聞」、メッセージ部門の入選作7編を収録。

 ■四六判・272頁
 ■1,143円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-94-3
 ■2012.3.8発行


静岡戦国武将墓巡り──家康ゆかりの武将たち── 岩堀元樹/著
戦国時代の武将約200人の墓を写真と共に紹介。直臣・陪臣はじめ、著名な妻たちの墓も網羅。関連の県外の墓や補足系図なども資料編に収録。

 ■A5判・ソフトカバー・236頁
 ■2,857円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-93-6
 ■2011.11.20発行


(Amazon Kindle版もあります)



下田・浦賀海防前線覚え書き 佐々倉洋一/著
幕末の下田と浦賀は黒船が来航する海防の最前線であった。本書は両奉行所における異国船との海防交渉記録の要点をまとめたものである。

 ■四六判・ソフトカバー・224頁
 ■1,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-92-9
 ■2011.11.3発行




久能沿革誌・解題 田中省三/著 *品切れ

 ■B5判・ソフトカバー・112頁
 ■1,143円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-91-2
 ■2011.8.25発行


目次へ

『久能沿革誌』は、明治9(1868)年に高橋久敬によって編輯された書物で、久能地方の歴史、全体像を紹介している。
本書はその解題および、読み下しと注記である。



安全登山ハンドブック  日本体育協会公認山岳上級指導員 森下 敏雄/著
体験から語る
中高年と初心者のための安全登山ハンドブック


目次紹介


 ■四六判・ソフトカバー・カラー口絵4頁/モノクロ口絵8頁/本文188頁
 ■1,238円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-85-1
 ■2011.4.5発行

(Amazon Kindle版もあります)


小説集 意識の分水嶺 大塚 清司/著 *品切れ

 ■四六判・164頁
 ■1,143円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-90-5
 ■2011.3.28発行


「あの橋の袂まで」、「陽だまり」、「意識の分水嶺」、「六月の光の中で」、「カマスの棲家」、「椿の庭」の六作品からなる小説集。


最新版!静岡県全域ガイド 中村羊一郎/監修 橋本敬之・小杉達/協力 弘文社出版/編

静岡県書店商業組合推薦図書

静岡県全域の市町について「歴史」や「伝承」から最新の「まちおこし」までを紹介・解説。静岡県民必携の全県版ガイドブック!

本書では、新しい市町ごとに「まちの概要」「歴史」「ご当地グルメ」「特産品」「主な見どころ」「文化財」「史跡」「天然記念物」などを紹介し、わかりやすい説明と豊富な写真とともに、各市町ごとの新しい概略地図も収載しました。

――刊行にあたって――
 私たちがこの本をつくろうと思い立った理由は簡単なことでした。
「あなたの住んでいるまちはどんなところですか?」と聞かれたとき、誰もが、「私はこのような県に住み、このようなまちに暮らしています」と答えられる本を作りたかったのです。地元のことというのは、知っているようで意外と知らないものです。ましてや、静岡県は市町村合併によって大きく変化したばかりです。一人でも多くの方々にこの本を活用していただき、生まれ変わった静岡県と「わがまち」への理解と愛情を深めてくださるよう願っております。

本書の5大特長
◎「わがまちはこんなところ」と胸を張れる本!
◎静岡県の「今」を知る本!
◎昔話・伝説などコラムも充実、読んで面白い本!
◎静岡県のすべてを自慢したくなる本!
◎県内各地に出かけたくなる本!

 A4判・ソフトカバー・316頁(全1冊)
 2,667円(税別)
 ISBN978-4-938138-87-5
 2011.2月18日発売
   静岡県内の主な書店にて好評発売中!

*本文頁の見本がこちらで見られます。


佐藤卓小説集 人間憂いの花盛り *品切れ
表題作「人間憂いの花盛り」他、全24編からなる小説集

 ■四六判・724頁
 ■2,190円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-89-9
 ■2011.1.30発行



あしあと 沼津朝日新聞掲載コラム集  佐藤 卓/著 *品切れ
 ■新書判・ソフトカバー・260頁
 ■952円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-88-2
 ■2011.1.30発行


戦国大名今川氏四代 大塚 勲/著
氏親・氏輝・義元・氏真の今川四代の事跡を豊富な古文書を駆使して考証・解明。付録に「連歌師宗長伝」「冷泉為和と今川歌壇」「今川氏の城」等も。
 戦国大名今川氏は、氏親、氏輝、義元、氏真の四代を云う。竜王丸と云った氏親は、長享元年(一四八八)、家督争いに勝利して今川家当主となり、明応六年(一四九七)から遠江へ進攻、戦国大名としての歩みを始め、永正十四年(一五一七)、遠江平定を成し遂げ、駿河・遠江二国に君臨する戦国大名となった。
 氏親没後その偉業は嫡子氏輝に引き継がれたが、氏輝は早世してしまい、弟の義元がこれを引き継ぎ、天文十五年(一五四六)から三河に進出、三河を領国化し、更に尾張にも手を伸ばした。ところが永禄三年(一五六〇)、尾張国桶狭間において織田信長の奇襲に遭い不慮の死を遂げてしまう。
 義元の跡は嫡子氏真に引き継がれるが、三河で自立した松平元康(後の徳川家康)のために、今川氏は三河からの撤退を余儀なくされ、永禄十一年暮れに至り、武田信玄と徳川家康に東西からほぼ同時に攻め込まれ、戦国大名今川氏は消滅した。
 本書は、この戦国大名今川氏四代の事跡について述べると共に、関連する二、三の記述を付録としたものである。(「はじめに」より)

  目次

 A5判・ソフトカバー・198頁
 2,667円(税別)
 ISBN978-4-938138-84-4
 2010.9.26発行


中村羊一郎のお茶しませんか 中村 羊一郎/著

「お茶しませんか?」とはどんな意味? 茶・食・酒との関係は? 庶民の茶文化を求めて日本とアジアの旅は続く。暮らしに密着したお茶の文化はどこへ行く。
 季刊『茶論』で好評だった「番茶の文化」の著者、中村羊一郎氏が、お茶についてのあらゆる話題をとりあげながら、「お茶しませんか」と語りかけます。
 著者は、庶民の番茶文化研究の第一人者で、本書は日本とアジアにわたる現地調査の折々に、見たこと、感じたことを、やわらかい筆致で描いたエッセイ集です。
 そもそも、「お茶しませんか」という言葉は、なぜ、生まれたのでしょうか?番茶の世界にとどまらず、手揉み茶の歴史や、茶輸出の実態、酒と茶の戦いなど、まさに全方位のお茶談義を展開します。お茶の現場と人との関わりを見事にとらえた口絵カラー写真は必見です。  目次

 ■四六判・ソフトカバー・306頁
 ■1,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-86-8
 ■2010.9.26発行

(Amazon Kindle版もあります)


南アルプス・深南部 藪山讃歌─知られざるルート94選  永野 敏夫/著

『南アルプス 大いなる山・静かなる山』を出版して10年目になる。その後も相変わらずこの山域に執着して足繁く通ってきた。地形図を広げてみると、まだまだ登りたい山や尾根があるのだが、体力的にも時間的にもそう多くは登れないだろうと、10年を区切りにこの際増補・改稿して再出版することにした。幸い静岡登攀クラブ時代の後輩であり、この山域を熟知している古田徹司君の協力が得られ、私の登っていないコースを補完してくれ、内容もより充実したものになったと自負している。(まえがきより)
目次(口絵・本文頁の見本)

 ■A5判・ソフトカバー・336頁
 ■2,476円(税別)
 ■山遊塾チロル刊・羽衣出版制作
 ■ISBN978-4-9905149-0-7
 ■2010.8.11発行

*本書の出版元は山遊塾チロルですので、ご注文は下記へお願いいたします。
山遊塾チロル(永野)Tel 054-246-7022


三百名山完登と富士山三百登  有元 利通/著 *品切れ
わが半生は山登りにあり。日本三百名山踏破と富士山三百回登頂までの日々の記録。この山男を山頂に駆り立てるものとは何か?  本文頁の見本

 ■四六判・ソフトカバー・364頁
 ■1,238円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-83-7
 ■2010.7.29発行


21世紀東海地震  富士常葉大学 井野盛夫/監修 静岡しみん防災研究会/編 *品切れ
あなたの防災力で家族を守れますか?
迫りくる東海地震は駿河湾沖地震よりはるかに大きい。この地震への備えはいかにあるべきか?
   目次

 ■A5判・ソフトカバー・132頁

 ■952円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-81-3
 ■2010.8.11発行



一家に一冊の保存版
「紙上博物館 伊豆大事典」 伊豆大事典刊行委員会/編 
*品切れ

伊豆の歴史・自然・産業・芸術など約1万項目を収録……知って欲しい伊豆の事柄がこの1冊に!

○本書は、伊豆の歴史・自然・産業・芸術など、広い分野の事柄、約1万項目を網羅した「伊豆大事典」です。
○本書は、伊豆大事典刊行委員会が5年ほど前から編集を始め、このほどようやくその集大成として完成させた「伊豆大事典」の決定版で、「紙上博物館」(ペーパーミュージアム)ともいうべき内容となっております。
○本書には、伊豆の貴重な写真や古絵図が、口絵16ページ(カラー)と中扉9ページを使って収録され、豊富な表とともに、親しみやすく分かりやすい事典となっております。ぜひこの機会に一家に1冊お備えくださいますようお薦めするものです。


 A4判・ハードカバー
 ■全1冊・約1,200頁
 ■定価8,381円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-82-0

刊行にあたって
 
私たちは、自分たちの手で伊豆を見直し、それが将来の伊豆発展の糧となるとともに、伊豆の活力を生み出したいとの思いから、伊豆のいろいろな事がわかる大事典を刊行しよう、伊豆全体を見渡せる紙上博物館の構築を目指そう、と考えました。
 こんな意気込みで編さんしたこの大事典には、伊豆の知って欲しい事柄を網羅しました。一人でも多くの伊豆の人たちや伊豆を愛する人たちが、いつでもどこでもこの事典を紐解き、博物館の解説を読むようにして、伊豆の姿を知ってもらいたいと願うとともに、この事典がそんな人々の座右の書となり、伊豆を愛し伊豆を発展させる力となることを強く望むものです。〈伊豆大事典刊行委員会 代表 橋本敬之〉


<口絵より>

いにしえの草木  井上 俊/著
古来の身近な草木366種を、記紀万葉などをひもとき簡明に紹介しています。時事通信社から18地方紙に配信された植物コラム「いにしえの草木」を単行本にまとめました。  目次

 ■四六判・228頁
 ■2,000円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-79-0
 ■2010.2.18発行


十三回「伊豆文学賞」優秀作品集『海煙』 伊豆文学フェスティバル実行委員会/編
釣りに没入する二人の男の内面と生きる苦しみを軽妙に描く表題の最優秀作と優秀賞2編、佳作2編を収録。

 ■四六判・202頁
 ■1,143円(税別)

 ■ISBN978-4-938138-80-6
 ■2010.2.1発行

 
作品名(部門) 氏名 居住地
最優秀賞
かいえん
海煙(小説)
どばし あきひろ
土橋 章宏
東京都練馬区
優 秀 賞
タバコわらしべ(小説)
ねむろ そういち
根室 総一
東京都杉並区
守り氷(小説)
とみおか よしこ
冨岡 美子
千葉県千葉市
佳  作
すんぷごぜ、はな 
駿府瞽女、花(小説)
はぎわら よしお
萩原 由男
静岡県静岡市
三島宿(小説)
りゅうぞうじ しん
龍造寺 信
米国カリフォルニア州


中村羊一郎の静岡物語② イルカの眼
中日新聞静岡版連載の「駿河つれづれぐさ」が本になりました。
知っているようで知らない静岡県の話が満載です。
静岡に生まれ育ち、民俗学を学ぶ著者が、静岡の歴史と文化について広い視野から縦横無尽に語ります。
〈各章のタイトル〉
「イルカの眼」、「ことばの力」、「えんま帳の威力」、「地名改変」、「季節の味わい」、「竹の歯と資源保護」、「鼠鳴き」、「妖獣、千年モグラ」。   目次
 ■四六判・276頁
 ■1,238円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-78-3 
 ■2009.12.16発行


エッセイ 風位の民俗 ─環境と民俗変化を考える─ 佐々倉洋一/著
各地の風位の民俗語彙と漁業、風位の民俗語彙のまとめ、風位の民俗分類、風位語彙の地理的分布、風位語彙の由来、風位の民俗と風の沿岸気候に関する一考察など、風位の民俗の総まとめ。  目次

 ■四六判・144頁
 ■905円(税別)

 ■ISBN978-4-938138-77-6 
 ■2009.10.16発行


中村羊一郎の静岡物語① 家康からの贈りもの
中日新聞静岡版連載の「駿河つれづれぐさ」が本になりました。
知っているようで知らない静岡県の話が満載です。 静岡に生まれ育ち、民俗学を学ぶ著者が、静岡の歴史と文化について広い視野から縦横無尽に語ります。
〈各章のタイトル〉
「二つの富士山」、「家康からの贈り物」、「絵馬と戦争」、「お茶とわさび」、「因縁の駿府」、「提灯とフラメンコ」、「ハナの日」、「天女の子孫」。  目次

■四六判・284頁
■1,238円(税別)

■ISBN978-4-938138-76-9 
■2009.9.8発行



● ●
安倍奥の山と人 訪ねゆく南アルプス 聖野隼人著 *品切れ
南アルプス一筋の山男が、安倍奥の山々を熱い筆致で綴る紀行文70編。
 ■四六判・308頁
 ■1,143円(税別)

 ■ISBN978-4-938138-75-2 
 ■2009.6.11発行

● ●
駿河安蘇備 影印本 永田南渓著



〈本文頁より〉
寛永四年成立の未刊の駿河地誌を初めて出版
諸本の考証と自らの踏査による駿河名勝地誌
国立公文書館所蔵の『駿河安蘇備』の影印本

 『駿河安蘇備』二巻二冊は、永田南渓可安により嘉永四年(一八五一)に編纂された駿河国の地誌で、国立公文書館所蔵本はその自筆稿本です。本書は現在まで未刊のまま伝わってきたもので、成立以来今回が初めての出版になります。著者永田南渓の著作物は、本書のほか、『海外人物輯』(嘉永七年・一八五四・版本)もありますが、可安の人物像は判然としません。
 今回の出版方法は、原本に一切手を加えない写真による影印ですが、読者の便宜を考慮し新たにノンブルを付け加えました。


 ■B5判・340頁
 ■7,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-70-7 
 ■2009.6.20発行

● ●
写真集 懐かしの富士宮 遠藤秀男編著 *品切れ



〈本文頁より〉
思い出の街並みや商店、懐かしい人々も総登場。富士宮市の近代の変遷が分かる集大成写真集。

─発刊に当たって─ 郷土史家 遠藤秀男
 本書には総数400余枚もの写真を収載した。これらは私が40年余の郷土史研究で集めたり提供を受けたものであるが、その中から後世に残る良質の写真を厳選し、「富士宮の定本写真集」として世に問うものである。
 富士宮市が誕生したのは、第二次大戦のさなか、昭和17年6月の事で、浅間大社を核とする大宮町とその西方にあたる富丘村とが発展を期して合併したのであった。
 大宮町は、富士山の雪どけ水が湧出する「水の都」であり、富士登山をする人たちの必ず立ち寄るべき所と考えられていた。それは浅間大社参拝であり、その境内にこんこんと湧く霊水、「湧玉池」がそれである。
 その池畔が外国人カメラマンによって初めて撮影されたが、それは慶応3年(1867)8月、オランダ公使が、お抱えの写真技術士を伴って富士登山を敢行をした折だと思われる。そこに写っている日本人は、チョンマゲ姿で刀をさしている。それから140年ほどが経過し、人々も街も池の様子もすっかり変わったが、湧玉池からの流れはその昔と変わらぬ清冽なままの水である。
 古写真というものは、貴重な歴史の証人であるとともに、見る人に懐かしさを呼び起こすものでもある。
 本書には、昭和7年の大宮町大火によって家を失った4914名の悲しみや、戦時中、お国のためにとの美名のもと、少年たちが海を渡って満州開拓に挑んだ血涙の歴史が見えてきたりする。
 また一方では、花柳の町といわれた大宮の芸妓のあで姿や、製紙・製糸工場の活気あふれる様子なども、紙面からあふれ出てくるのである。
 そうした富士宮市の近代の歩みのすべてを、本書の一枚一枚の写真から、懐かしさとともに、それに連なる歴史をくみとって欲しい、と強く願ってやまない。(平成20年9月)

 
A4判・220頁
 
4,286円(税別)
 
ISBN978-4-938138-72-1 
 
2009.1.30発行

● ●
山頭火静岡を行く 
  風の吹くまま…浜松・伊豆・東三河・伊那
   和久田雅之著  *品切れ

漂泊の俳人山頭火の日記を手掛かりに、県内外の山頭火の足跡をたどる探訪紀行。 

 四六判・252頁
 ■1,429円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-70-7 
 ■2008.12発行

(Amazon Kindle版もあります)


● ●


和歌駿河草 復刻版 志貴昌澄原著 飯塚伝太郎編 
寛永二年成立。地域別に古歌を編纂した駿河名所和歌集。
昭和二十二年の出版の活字本を復刻。

─復刻にあたって─
 『和歌駿河草』(本巻五末巻一全六巻)は、寛延二年(一七四九)に志貴昌澄が編纂した「駿河名所和歌集」で駿河地誌ともいえる一面もある。志貴昌澄については『静岡県人物志』(大正十三年)に「通称は機山、又幸奇という。元禄元年安倍郡大岩に生る。家世駿河国総社神部神社の神官たり。昌澄十六歳にして父を喪い、家を継ぎて神官となる。(中略)跡部光海に就きて国学及び神道を修め、伴部八重垣に就きて歌道を学び、学徳共に著わる。宝暦元年徳川吉宗病気の際御祓献上の命有り。又諸侯に召されて国学及び神道を進講せり。(中略)著す所珠流河久佐及び三穂社記あり。宝暦三年歿す。享年六十六」とある。【志貴家系譜・駿河草などについては『静岡市史編纂資料第二巻』(昭和二年)も参照されたい】この書は長く未刊であったが、昭和二十二年二月、飯塚伝太郎【明治三十二年生、静岡県立葵文庫に四十年余り司書として勤務。郷土史家として知られ『静岡市の史話と伝説』などの著書がある。昭和六十年没・享年八十六歳】により、初めて活字本として出版された。本書はその復刻版である。  飯塚伝太郎、北村三郎らの志豆波多会は、昭和八年頃から駿河に関する未刊の郷土資料の刊行に努め、駿河叢書として四十余冊を出版、『駿河国三穂社記』もある。なかでも足立鍬太郎が校訂した新庄道雄の『駿河国新風土記』の出版などその功績は大きい。はじめ飯塚が鉄筆を握って謄写印刷をし、荒木磯吉が製本、北村が経営と配本に当たったという。(『静岡県印刷文化史』昭和四十二年)  昭和三十年頃からの一時期、北村は一人で静岡郷土研究会をつくり、謄写版刷りの郷土史・賤機叢書十数冊を刊行し、昭和六十年頃にはまた飯塚と共に手作りの郷土資料・芙蓉叢書数冊も出版している。飯塚没後は、この事業に杉本光子も加わって活動を続け、北村亡き後は、杉本が独力で、駿府・ふじ・さつき叢書など多くの郷土資料を出版した。


 A5判・96頁
 ■2,857円(税別)

 ■ISBN978-4-938138-64-6 
 ■2008..8.5発行

東海道人物志・賀筵雲集録 復刻版 大須賀鬼卵・田原茂齊著 
享和三年・天保初年の東海道筋の文化人人名録ともいうべき二種の稀覯本を影印復刻して合本。
 本書は「東海道人物志」(享和3年・1803)と「賀筵雲集録」(天保初年・1830~)の影印復刻版です。両書とも江戸時代後期の出版であり、内容においても当時の文化人人名録で類似するところが多いため、研究・調査の便宜を計り、この二書を合本としました。本書の解題として、両書に関する郷土研究者の論文などを各巻頭に収載しました。収載にあたっては、旧字や仮名遣いの扱いは原文のままとしましたが、明らかな誤りは訂正しました。 復刻は原本の影印本ですが、原本の丁数が判読できない所もあるため、読者の便宜を考慮し、新たにノンブルと柱を付け加えました。また、一般に読みにくい部分に限り、各巻末にその翻字文を掲載しました。目次

 A5判・140頁
 3,333円(税別)

 ISBN978-4-938138-65-3 
 2008.8発行

静陵画談 復刻版 静岡民友新聞連載・石井楚江著 



(本文頁より)
駿河遠江の郷土画人伝。半香・顯齊・茜山らを豊富な逸話で語る。
 明治四十四年刊の復刻。

 A5判・144頁
 ■3,333円(税別)
 ■ISBN978-4-938138-66-0 
 ■2008.8発行




● ●


海野幸正写真集 刻(とき)は流れて  懐かしの街角写真集
懐かしい戦後の静岡市街と暮らしの写真を満載

 本書は著者が生涯をかけて撮り続けてきた戦後の街並みや暮らしなどの写真の集大成版で、静岡市と旧清水市の写真190枚を中心に静岡県内各地の写真60枚、県外各地の写真70枚合計320枚(写真はすべてモノクロ)もの写真を収録しています。また写真には簡明な解説も付けました。
 A4判の迫力のある大判写真集です。

掲載写真の紹介

 ハードカバー・248頁
 4,571円(税別)
 ISBN978-4-938138-63-9 
 
2007.5.30発行


● ●
駿遠に移住した徳川家臣団 前田匡一郎 著 
 明治維新、江戸幕府の崩壊にともない、徳川慶喜とともに静岡に移住した徳川家の家臣たちのその後を解明。
 調査開始から16年、待望の第5編目を刊行。


 ■B6判・468頁・ソフトカバー
 3,000円(税別)

 ■ISBN4-938138-62-2 
 2007.5発行

● ●

いぼとり神様・仏様    皮膚科医 平松 洋 著 
ウイルス性いぼは、お祈り療法との併用が効果的です。
◇いぼとり祈願の方法と実例を紹介
◇現役開業医が各地のいぼとり神様と仏様を紹介
◇58ヶ所の訪問記と全国のいぼ神様555ヶ所のリストを収録

 》
目次

 ■四六判・ハードカバー・200頁
 1,429円(税別)
 ISBN4-938138-57-3 
 2005.12.5発行

(Amazon Kindle版もあります)


● ●
静岡文学散歩 和久田 雅之/著 
文学作品の舞台となった
静岡市内53カ所をめぐる文学散歩

新静岡市内の名所・旧跡を舞台にした著名作家の近代文学作品を紹介。作品の一節も収載し、作家とその地との関わりや当地の昨今を解説します。 》目次

 四六判・228頁
 ■1,429円(税別)
 ISBN4-938138-54-9
 2004.8.17発行

● ●

まもりたい静岡県の野生生物 -県版レッドデータブック-

企画・静岡県環境森林部 自然保護室  

 静岡県は、富士山をはじめ南アルプス、伊豆半島、浜名湖など変化に富んだ美しい自然に恵まれています。この豊かな自然環境を次世代に継承していくために、県では、平成14年4月に、環境への取組の指針となる新「環境基本計画」を策定して、様々な取組を進めています。
 しかし、都市化や工業化の進展は、自然環境に大きな変化をもたらし、以前はよく見かけられた動植物が減少して、中には絶滅のおそれが生じているものもあることが分かってまいりました。
 そこでこのたび、県内の生物多様性を保全するための基礎資料となる「まもりたい静岡県の野生生物―県版レッドデータブック―」を作成しました。県民の皆様に、絶滅のおそれのある野生生物について、御理解を深めていただくとともに、適切な保護、保全を進めるために御活用されることを期待しております。

*県版レッドデータブックは県内の各書店で4月中旬から購入できます。
*小社でもご注文を受け付けております。(
注文方法

まもりたい静岡県の野生生物 -県版レッドデータブック- 〈普及版〉


レッドデータブック掲載1,048種のうち
主要な123種を解説  目次・掲載種

 ■A5判・204頁
 ■1,429円(税別)

 ■ISBN4-938138-50-6

普及版ではすべての種について、
写真入りで解説(分布の現状・留意点)をつけています。

まもりたい静岡県の野生生物 -県版レッドデータブック- 動物編

 レッドデータブック掲載385種(動物)のすべての解説書  》目次

 》掲載種

 ■A4判・352頁
 3,333円(税別)
 ■
ISBN4-938138-51-4

まもりたい静岡県の野生生物 -県版レッドデータブック- 植物編


レッドデータブック掲載663種(植物)のすべての解説書  》目次・本文頁の見本

掲載種

 ■A4判・340頁
 3,333円(税別)
 ISBN4-938138-52-2